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ナビゲーション リンクのスキップアニカンジェイピートップ > インタビュー一覧 > フリーペーパーアニカンVol.69 P36,P37,P40 掲載 小野大輔インタビュー

待望のファーストフルアルバム2月25日発売!!
その風は、冷たくて でも暖かい。
小野大輔スペシャルインタビュー

Special Interview Part1
ミニアルバム『ひねもす』以降、そのノスタルジックな世界観でリスナーを魅了してきた小野大輔。「はじめて〝自分発信〟に挑戦した」という新曲「春空」を含むファーストフルアルバム『風花』には、どんな想いが込められているのでしょうか?
「春空」は新たな一歩を踏み出すための曲です
いよいよファーストフルアルバムがリリースされますが、新曲「春空」はその代表曲ですね
小野 はい。これまでは、それぞれの曲の主人公やその対象の気持ちをしっかり想像して、それを〝演じる〞という形で歌ってきたんですけど、この曲でははじめて〝自分発信〞というか、歌で自分自身のことを表現してみました。そういう意味では、僕にとっての分岐点になる曲ですね。
〝いま、ここ〞にいない、人やものを歌ったこれまでの曲とは対照的に、未来のことを歌っていますね。
小野 そうですね。僕のこれまでの曲は、どれも〝記憶〞がすごく重要なキーワードになっていて、過去にあったことを思い返していることが多かった。だから、何かを〝届ける〞というよりは、自己完結していた歌が多かったんでしょうね。そこから一歩、新しいところに踏み出すための曲が「春空」です。
その心境の変化はどこからきたんですか?
小野 僕はこれまで、「歌で誰かの気持ちを動かそう」とか、「聴いている人に前向きになって欲しい」なんて思ったことはなかったんです。それよりも、さっき話したような「演じることで世界観を作る」ことがやりたかった。でも、シングル「雨音」のときに、〝死〞という後ろ向きで重いテーマを表現したにもかかわらず、「この曲を聴いて前向きになれました」というお手紙や声をたくさんいただいて、「ああ、歌ってそういう力があるんだな」って、あらためて感じたんですよね。
聴いたあと、まるで泣いたあとのように気持ちがスッとする曲でした。
小野 それで、よくよく思い返してみれば、自分も何かの曲を聴いて「がんばろう」とか「楽になったな」って思った瞬間があったんですよ。たとえば「仕事、疲れたなぁ〜」ってときでも、大好きな『オーバーマン キングゲイナー』のオープニング(「キングゲイナー・オーバー!」)を聴くと、「……たいしたことじゃないな」って思えたり(笑)。これまで様々な曲に力をもらって生きてきた気がします。歌から力を得ることってあるし、自分の曲がそうなったっていいな、って思えるようになったんです。
なるほど。ただ、前向きだけどせつなさは残る曲ですね。
小野 やさしさと、せつなさと、心強さと……大事だと思います(笑)。ノスタルジックなところや、〝昭和っぽい〞っていわれるところは、僕のトレードマークみたいなものだから、それは組み込みたくて。ただ、僕自身は、全然後ろ向きな人間じゃないんですよ。嫌なことがあったらすぐ忘れるし(笑)。まあ、だからこそ〝自分〞じゃないところにいきたい歌では、〝昔〞を表現することが多かったのかもしれませんね。
なるほど。「ダイヤモンドダスト」は、『ネオアンジェリーク』のキャラソンのセルフカバーで、ライヴ『おれパラ』で、サプライズとして披露されましたね。
小野 これは、はじめての試みでした。キャラソンをやるときに心がけているのは、「そのキャラが歌っているように聞こえる」ことなんですけど、じゃあ逆説的に、「それを自分が歌ったらどうなるのか?」と思って。それで、もし同じようにしか聞こえなかったら、自分の存在意義すら問わないといけなくなってしまうから、そういう意味では挑戦でした。でも、すごく大きなこととしてあったのは、僕がこの曲をすごく好き、ってことだったんです。
運命的な出会いをしている曲なんですよね。
小野 はい。僕は知らなかったんですけど、実は「雨音」を作る段階で、すでに「2つの傘」というタイトルで候補としてあがっていた曲らしくて。そのときは歌わなかったんですけど、「僕に合うんじゃないか」ということで取っておいて、それをヒュウガの曲「凛華の如く」として使ってくれたみたいなんです。アルバムを作るときに、「あの曲のメロディがすごく好きなんですよ」って話をしていたら、その「2つの傘」が出てきて、「聴いたことあるなぁ」と思ったら、「凛華の如く」の元曲だった、ということをそこではじめて知って。ただ「2つの傘」のままだと、「雨音」と世界観がかぶってしまうので、「〝雪〞をテーマに作ってください」と、僕からお願いして歌詞を書き直してもらいました。
ヒュウガというキャラのイメージともつながりますね。
小野 それもあるし、これまで春の曲、夏の曲、と続いてきて、新曲の「リアルのない世界」が秋っぽいから、これを冬の曲にすることで、四季や自然の良さ、という自分のなかにぼんやりとあったテーマも出したかったんですよね。
Text/上田繭子
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ファーストマキシシングル『雨音』
2008年1月23日発売
品番:LACM-4454 
税込価格¥2,000
(「雨音」MusicClip DVD付)
1.雨音
2.プリズム
3.Sunday in the rain
4.雨音(off vocal)

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セカンドマキシシングル『真夏のスピカ』
2008年8月6日発売
品番:LACM-4519 
税込価格¥1,200
1.真夏のスピカ
2.宙~そら~
3.真夏のスピカ(OFF VOCAL)
4.宙~そら~(OFF VOCAL)

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ファーストミニアルバム『ひねもす』
2007年6月27日発売
品番:LACA-5652 
税込価格¥2,400
1.ノスタルジア
2.恋愛におけるチーズ的解決
3.シアワセナリス
4.Lover’s Faith
5.深淵

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