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ナビゲーション リンクのスキップアニカンジェイピートップ > インタビュー一覧 > フリーペーパーアニカンVol.74 P.39,P.44 平野綾インタビュー

ニューシングルは『涼宮ハルヒの憂鬱』新OPテーマ!!
「Super Driver」7月22日発売!!
『ハルヒ』ついに再始動!!
平野綾スペシャルロングインタビュー

Special Long Interview Part1
新エピソードがスタートし話題沸騰中の『涼宮ハルヒの憂鬱』から、再び最高の主題歌が誕生。その名も「Super Driver」!
このシングルに込められた想いについて、平野 綾さんに語っていただきました。
(C)2007,2008,2009谷川流・いとうのいぢ/ SOS団
ハルヒを演じている時、実はすごく寂しくなることがあるんです
『涼宮ハルヒの憂鬱』新主題歌「Super Driver」がリリースされますが、まずは率直に、歌ってみていかがでしたか?
平野 率直に言えば一言で、辛かったです!(笑)。
(笑)。確かにこの曲、難しさは並大抵ではなかったと思うんですよ。
平野 そうですね。『ハルヒ』の新しいOPが放送されてから、「歌い方がいつもと違う」とか、「声が違う」ってすごく言われるんですけど、これは私が必死だからなんです(笑)。とにかく、一切余計なことは考えず、ひたすら歌いました。「冒険でしょでしょ?」のレコーディングの時は、アニメのスタッフさんがみんな来てくださったんですよ。10人以上ギャラリーがいて、すごく緊張したのを覚えていて。しかも仮歌の時に全然上手く歌えなかったから、みなさんを不安にさせてしまって、それがものすごいプレッシャーになって。ただ今回の「Super Driver」の時は、全然スタッフさんがいらっしゃらなかったんですね。その代りというか、今度は大きな無言の圧力を感じて(笑)
無言の圧力というと?
平野 やっぱり、『ハルヒ』ファンの皆さんの、作品と主題歌に対する期待ですね。「冒険でしょでしょ?」の時は、まだそれを感じることのないまま歌うことができたんです。でも今回はさすがに、状況が違うじゃないですか?(笑)。それを踏まえて臨んでも、想像以上にそのプレッシャーって大きいんですよ。この重みは、改めて今回感じましたね。
スキル的な意味でも大変だし、想いを背負い込む大変さも、今回は乗り越えなくてはならないことだった、と?
平野 はい。3年前はあまりにも経験がなかったので、ハードルの数が多くても、超えようとさえ思えなかったんですよ。ただ必死にやって、「どこまで行きつくんだろう?」と思っていて。
この曲も、やはり平野さんにとっての転機となりそうですね。
平野  そうですね。前回と同様、今回もまた『ハルヒ』に成長させてもらっているという思いです。ただ、この曲は未だにちゃんと歌いこなせていないと思っているんですよ。練習しようにも命がけで(笑)。とにかく必死に、声が出なくなるまで歌い込んでレコーディングした曲なので、ジックリと聴いてもらいたいですね。
カップリングの「アイシテ!」はスカパンクですね。
平野 はい。オープニングの「Super Driver」はあらかじめ制作された曲を歌ったのですが、カップリングの方は私のいつもの楽曲制作陣で決めていい、と仰って頂けたんです。ただ、「Super Driver」がすごく印象的な曲なので、どういう楽曲なら渡り合えるのか、すっごく考えました。そして偶然に選びとったのが、私の曲ではお馴染み、黒須克彦さんの曲だったんです。
平野さんが作詞された歌詞ですが、内容は勿論、ハルヒに対して書かれた楽曲ですよね?
平野 そうです。私って今まで、何かモチーフがあって、そこからイメージして曲を書いたことってなかったんですよ。そういう意味では、この「アイシテ!」もすごく重要な曲になりました。今だから言えますけど、最初はタイトルにNGを出されたんです。理由は、「ハルヒは「愛して」とは言わない」って(笑)。でも私はこの曲をハルヒとして書いたのではなくて、ハルヒに憧れている女の子の目線で、ハルヒを捉えた歌詞なんですよ。私も彼女を演じる存在として、完璧同一人物ではなく、自分の中のどこかにハルヒがいるような、別の人格みたいにとらえているんです。なのでこの「アイシテ!」は、「あの子のことを愛してあげて!」という意味なんです。
ハルヒに一番近い存在の平野さんが、改めてハルヒという存在を相対化して書いた歌詞、ということですよね。
平野 そうですね。ハルヒを演じている時、実はすごく寂しくなることがあるんですよ。ハルヒ以外のSOS団の団員って、お互いの事情が分かっていて、ハルヒを観察対象として冷静に見ているところがあるじゃないですか? そういう中でもハルヒは、みんなと楽しく遊んでいようとする。「エンドレスエイト」でも顕著ですけど、ハルヒ以外の団員もすごく楽しんでいるように見えて、実はみんな冷静で。それがちょっと寂しいし、可哀想だなぁって。それだったら曲の中で、みんなと心から楽しんでいる感覚を作りだしてあげたいと思ったんです。
そういう意味でも「アイシテ!」は、平野さんのハルヒに対する思いがダイレクトに反映された、重要な楽曲と言えそうです。
平野 そうですね。自分で書いていて、別の角度から役作りしているような感覚もあって、すごく面白かったです。ハルヒって、一緒にいると自分まで何でも出来ちゃいそうな気分になるんですよ。ファンのみなさんも、きっと同じ感覚だと思うんですよね。その親しみやすさを口語体の歌詞で表現した、私の考えるハルヒ像が詰まった楽曲ですよね。2曲ともテンポが速いのであっと言う間に終わっちゃうんですけど、ものすごく満腹感が得られると思いますよ(笑)。
Text /冨田明宏
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