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ナビゲーション リンクのスキップアニカンジェイピートップ > インタビュー一覧 > フリーペーパーアニカンVol.80 P.1,P.5 水樹奈々スペシャルロングインタビュー

劇場版『なのは』主題歌シングル好評発売中!!
2月に連続リリース決定!!
水樹奈々スペシャルロングインタビュー

Special Long Interview Part1
紅白出場など、昨年は声優の枠を越えた大活躍を見せた水樹奈々。
思い返せば、その起点になったとも言えるのが『魔法少女リリカルなのは』。映画化に当たり、再び担当した主題歌「PHANTOM MINDS」は、あらためて“始まり”をテーマに歌っている。
レーザービーム的なポイントが多くて気持ちを思い切り乗せて歌えました!
劇場版『なのは』は、基本TVシリーズと同じストーリーだそうですが、泣けるところはありました?
水樹 台本を読んで、一度演じて展開を知ってるのに、またウルッと来ちゃいました。思い入れも強い作品ですし、フェイトとお母さんのシーンでは何度も泣いてしまいます。
その主題歌「PHANTOM MINDS」は、なぜこのタイトルに?
水樹 “PHANTOM”は幻想や幻影を表す言葉。フェイトは人工生命体を作るプロジェクトから生まれた存在で、お母さんとの楽しい思い出も記憶も、本当の娘、アリシアのものを植えられていて……。ずっと追い掛けてる昔のお母さんの優しい笑顔も、自分に向けられたものではなくて実体はない。そこに「PHANTOM MINDS」という言葉はピッタリだと思ったんです。
パッと決まったんですか?
水樹 今回は早かったです。いつもタイトルはレコーディングが終わっても決まらなくて悩むことが多いのに、今回は歌入れの後すぐにひらめいて。満場一致で決定でした。でも、作詞には時間かかって……。1週間ぐらいずっと、ウンウン唸ってましたね(笑)。
今までと違う種類の悩み方で?
水樹 TVシリーズ1期のOPテーマだった「innocent starter」とのリンクを強く考えてました。ずっと応援してくださっている方には、なるほど!と思っていただけるような仕掛けをたくさん作っています。例えばあえて同じフレーズを使っていたり。いつもの作詞と大幅に手法が違った分、時間がかかりました。1番がフェイト、2番からなのはの気持ちが重なり、大サビで2人の気持ちが共鳴し合う構成も同じにしたり、こだわり満載だったので(笑)。
その1週間は毎晩……。
水樹 唸ってました(笑)。だから、もうカレーを何回食べたか。
「だから」って、話がつながってません(笑)。
水樹 カレーを食べたらスパイスで脳が活性化されて、何か生まれるんじゃないかと思って(笑)。1週間にいろんなお店で、いろんな種類を食べてたら、違う刺激が加わって、ちょっとずつフレーズが出てきました。
歌う段階では、完全に自分のモノにできてました?
水樹 すごく素直に曲と向き合えたと思います。『なのは』の世界観は5年間ずっと、自分の中で温まっていたので、迷いなく出せました。
聴いてると、胸に突き刺さる力がより増した感じがします。
水樹 曲自体に物凄いパワーがあって。後半に向けて、どんどんロングトーンを使っていきました。なのはがレイジングハートを撃つかのような(笑)、レーザービーム的なポイントがたくさんあります。気持ちを思い切り乗せて伸び伸び歌えました。
4曲入ってる中で「Song Communication」は毛色が違ってますね。
水樹 でも、4曲に共通してるのが、仲間との絆。意識したわけじゃなくて、自然とそういう曲が集まってきたんです。この曲は『ULITIMATE DIAMOND』を作っていたときに出会って、暖めていたもの。前向きで、飾ってない詞も、お気に入りです。
歌のお姉さんっぽい雰囲気もありますよね。
水樹 あはは(笑)。セリフっぽく言ってみたり、遊んでる部分もあります。コーラスでは8年ぶりにPritsが集って。「懐かしいね」なんて、同窓会的な気分も味わいました。
どこからその企画が?
水樹 この曲にはライブでみんなで口ずさめるようなコーラスを入れたいね……という話をしてたんです。最初は「SUPER GENERATION」のようにスタッフさんみんなで入って歌ったんですけど、どうしても男性が多いから「重いね」と(笑)。もっとかわいくて楽しい雰囲気にしたくて、女の子で……という話をしていたときに“Prits!”と思ったんです。
ひらめきだったんですね。
水樹 CDデビュー10年目の節目でもあるから、いろいろと楽しいことをやりたくて。みんなとは別の現場で会ったりしてますけど、4人揃ってレコーディングするのは8年ぶり。楽しかったですね。「みんな全然変わらないね」と話しながら。
誰かの身長が伸びてたとかは?
水樹 まったくないです(笑)。あの中だと私が一番背が高くて(笑)。
詞にある“わかってもらえる努力を続けた人が立てる舞台”が、奈々ちゃんには紅白だったり?
水樹 全ての舞台がそうだと思います。“わかってもらう”というと、ちょっとニュアンスが違いますけど、目標や夢に向かってコツコツと日々精進しています。夢見るだけじゃ、想うだけじゃ叶わない。色んな積み重ねが前進することにつながっていくので、毎日が勉強です。
Text /斉藤貴志
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