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ナビゲーション リンクのスキップアニカンジェイピートップ > インタビュー一覧 > フリーペーパーアニカンVol.81 P.36,P.40 中川翔子スペシャルロングインタビュー

しょこたんプロデュースによるアニソンカバーアルバム第3弾『しょこたん☆かばー3』3月10日発売 中川翔子スペシャルロングインタビュー

Special Long Interview Part1
中川翔子が贈るスペシャルアニソンタイム、『しょこたん☆かばー』。待ちわびた第3弾は、彼女がリアルタイムで見聞きし、中川翔子を生成せし曲群を収録した。人類をつなぐ素晴らしきアニソン、そしてそのアニソンの伝道師たるしょこたんから、“カバー”に込めた愛を聞く。
撮影/石川信介( Sketch) 撮影協力:MANDARAKE(中野ブロードウェイ)
中川翔子を作った曲達をガチで選曲しました!
2年半ぶり、ついに『しょこたん☆かばー』がリリースされます。
中川 久しぶりなんですけど、コンサートでアニソンメドレーを歌い続けているのでそんな感じはしなかったですね。ありがたいことに自分のシングルが続いていたので出せずにいたんですけど、「早く出したいです、出したいです」と言い続けていたら、「よし分かった。ご褒美だ」と言われました。でも、「じゃあ2倍に増やしてください」って言ったら、結果3倍になっちゃって(笑)。これは、3倍もの貪欲さで帰ってきたということですね。レコーディングも去年の12月から始めて、2ヶ月近くもずっとやってました。
今回は“Produced by 中川翔子”と銘打たれましたね。
中川 今までは憧れの80年代の曲をセレクトしていたんですけど、今回は「これを聴いて育った」「これを見て自分ができた」というアニソンを選ばせてもらいました。なので90年代、リアルタイムで見てたアニメが中心になっています。『セーラームーン』とか『ドラゴンボール』とか、以前の『しょこたん☆かばー』でも歌ったんですが、そこは貪欲さが為せる業ということで。とにかく、『聖剣伝説』とか『マリオ』とか、3作目=名作のイメージがあるので、「貪欲に行くしかない」と思って選曲しました。ジャケットも、表紙はミラクルが起きて! (いとう)のいぢさんに描いてもらったんですが、中の写真は中野ブロードウェイで撮りました。ブロードウェイも私の脳を作った場所なのに、形に残していなかったので「今回は」と思って。マニア館とかガチで私がお金を使うところですから(笑)
レコーディングも長期に渡ったとのことですが、印象に残った出来事はありますか?
中川 1曲目の「Angel Night~天使のいる場所〜」は、キーを下げようという話になったんです。でも、カラオケでも原曲キーじゃないと絶対歌わなくて。個人的に、「このキーだからこのアニソンなんだよ」という思い入れがあるんですよ。でも、2番のAメロ後にある「WowWow」はどうしても声が出なくて。「全然出てないから下げないと無理だよ」って言われたんですけど、「原曲じゃなきゃイヤです」って。「イヤですって言っても出てないんだよ」「でもイヤです」ってしばらくバトルになりました(笑)。最後は「お願いします」って言って、その場で練習させてもらって出しました。血管が何本か切れましたね、高音過ぎて。
(笑)。こだわりですね。
中川 3曲目の「星間飛行」も、高音と低いところの差があったので難しかったですね。毎日歌っているのに、レコーディングとなるとまた違いますね。「こんなに難しいんだな」とあらためて感じました。
“キラッ!”もしました?
中川 手で(ピース作って)やりました、歌う時に。でも“キラッ!”は、加工するにしても、イイ感じのを出さなきゃと思って、射撃場で真ん中狙うような気持ちでしたね。菅野さんは、あえて慣れる前のテイクを選んだとどこかで読んだんですが、聴く側にとっては唯一の“キラッ!”なので「最高なのを」と思うと難しかったです。カバーって勿論、原曲が最高なんです。なんでカバーするかというと、愛をぶつけたいからなんですよね。だから、愛がいっぱい溢れた「星間飛行」になってればイイなと思って歌いました。
レコーディングで一番苦労した曲は何でしたか?
中川 9曲目の「Give a reason」ですね。唯一、レコーディングが2日間かかりました。“誰にも止められはしない”が出なくて。カラオケだとひょいひょい歌ってるんですけど。この曲を選んだのはやっぱり、人生の大事なことをたくさん教わった歌詞なので。小さい頃、落ち込んだらよく聴いていた気がします。『スレイヤーズ』は無印(第一期)から見ていて大好きなんですけど。でも、『エヴァンゲリオン』とか『ふしぎ遊戯』とか、あの頃のテレビ東京は神過ぎる(笑)。
他の曲についても苦労した点があれば教えてください。
中川 7曲目の「微笑みの爆弾」や10曲目の「魂のルフラン」は普段の素直な歌い方じゃなくて、低い声を意識して歌いました。「微笑みの〜」は聴いてた当時も、「幽助と蔵馬が歌ってるのかなぁ」と思ってたぐらいだったので。でも、カバーした曲はどれも難しいですね。それに、自分の曲なら一から歌を作っていけるし、元々が自分に合わせたキーで作ってあるけど、カバーとなると全部違ってくるので。作品の世界観とか思い入れとかもあるから、「カバーは本当に難しいな」ってあらためて思いました。
Text /清水耕司(超音速)
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