ナビゲーション リンクのスキップアニカンジェイピートップ > スイーツジェイピー > スイーツインタビュー一覧 > 神戸公演も開催!舞台『マグダラなマリア』 レポート

歌、ストーリー、女装キャストと、更にゴージャス。
若き日のマリア・マグダレーナは、如何にして伝説の美女となったのか?
神戸公演も開催!舞台『マグダラなマリア』 レポート

主演のマリア・マグダレーナの抜群の歌唱力、男性俳優陣による妖艶な女装姿、そしてイラストレーター・漫画家の丸尾末広による豪華な舞台美術など、エンタメ性の高さで話題を集めた舞台『マグダラなマリア』が帰ってきた。
(C)「マグダラなマリア」製作委員会
今回も、湯澤幸一郎による作・演のもと、“歌手で女優で高級娼婦”のマリア・マグダレーナ、破壊力抜群のテクニックを誇る高級娼婦グレイス(津田健次郎)、ある時はタキシード・ある時は褌一丁で舞台をかき回す執事のコバーケン(小林健一)のメインキャラクター3名が続投。更に、ミュージカル『テニスの王子様』、ミュージカル『DEAR BOYS』などで活躍する若手男性俳優や、豪華な日替わりゲストを新たに迎え、よりパワーアップした舞台がついに幕を開けた。

物語の舞台は、昨年上演された前作「『マグダラなマリア』~マリアさんのMad (Apple) Tea Party~」より昔の時代。高級娼館「魔愚堕裸屋」の主となる以前、女優としてヨーロッパ中を飛びまわっていた若き日のマリアの、知られざる過去が明かされる。

時は、第一次大戦と第二次対戦の間の頃。次の公演へ向け、オリエンタルサンシャイン急行でイスタンブールからウィーンへと向かうマリアとグレイス。食堂車には、婚約者の待つロンドンへと向かうお嬢様と執事、ロシアのご当地ソングでヒットを狙う演歌歌手とその妻、女好きの探偵と眼帯をつけた謎の少女・・・と、個性的なメンバーが集まり、交流を深めていた。しかし、列車が地雷原で急停車した後、事態は一転。なんとマリアが、謎の死を遂げたのだ。これをきっかけに、一見穏やかに見えた乗客たちの素性が、徐々に浮き彫りになってゆく。はたして、マリアを追い詰めた人物とは!?異世界をも巻き込む衝撃的な事件が今、幕を開けるー。

シャンソンを奏でながら客席に現れるアコーディオン弾き、異国感溢れる豪華な舞台美術と衣裳、そしてマリアの抜群の歌唱力を芯にしたバラエティ豊かな選曲の数々に、観客はすぐさま、非日常に誘われるだろう。また、岡田亮輔扮する探偵に与えられた “エルキュール・アポロ”という名前をはじめ、“ロマン・ポランスキー”や “(エディット・)ピアフ”など、台詞のはしばしに西洋文化へのオマージュが散りばめられており、知的好奇心をくすぐられること請け合いだ。勿論、ベテラン・若手が入り混じっての勢いある演技や、ユーモアたっぷりのストーリーも見逃せない。

舞台は11月23日(月・祝)に東京千秋楽を迎え、来たる11月27日(金)・28日(土)には新神戸オリエンタル劇場での公演を実施。更に、来年4月3日には早くも、DVDの発売も決定している。神戸公演では当日券も販売されるので、エンタメ性にあふれる舞台、そしてサブタイトルの“マリアさんは二度くらい死ぬ”に込められた意味を、是非その目で確かめてほしい。
▲上へ戻る