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鈴木裕斗さん『Garden of Eden』インタビュー

11月11日にシングル「Garden Of Eden」でアーティスト・デビューする鈴木裕斗さん。歌にかける思いやレコーディング中の印象的なエピソードなど、たっぷりお話を伺いました。
“今の鈴木裕斗”をギュッと詰め込んだ1枚です!
CDリリース直前の、現在の心境は?
鈴木 声優としてデビューさせていただいて間もないのに、歌でもデビューさせていただくことになったと聞いて、信じられない気持ちでいっぱいで……。歌はすごく好きで「将来は歌もやりたいな」という気持ちはあったんですけど、まさかこんな早い時期に自分の名前でソロシングルを出せることになるなんて思っていませんでした。でも、CDを出すことで、応援してくださっている皆さんに、また違った鈴木裕斗の一面を見せることができるんじゃないかと思うと、早く聴いていただきたいなって気持ちでいっぱいです。
すごくカッコイイ曲ですね。
鈴木 ありがとうございます! ホントにカッコ良くて、聴いた瞬間「この曲、僕が歌っていいんですか?」って思っちゃいました。
なぜ?
鈴木 自分にはない要素がいっぱい詰まった曲だったので(笑)。でも、頑張って自分の中のカッコイイ部分を最大限引き出して歌ってみました!
普段の鈴木さんは、どんな音楽を聴いているんですか?
鈴木 ジャンルにはこだわらず、いろんな曲を聴いています。80年代の歌謡曲とかも好きです。こういうカッコイイ、セクシーな曲も聴くんですけど、いざ自分が歌うってなると、ちょっと自分の中にはそういうイメージがなかったので……。
じゃあ、カラオケで必ず歌う曲は?
鈴木 スピッツとか、さわやか~な感じの曲を歌うことが多いです。だから初めて「Garden Of Eden」を聴いて「自分に歌いこなせるかな?」っていう不安はありました。
レコーディングの時はどうでしたか?
鈴木 色っぽい曲なので、最初は「大人っぽく、大人っぽく」っていう意識で歌ったんですけど、なかなかうまく歌えなくて……。その後、スタッフからアドバイスを受けて、あまり背伸びをせずに、「元気に、気持ちで歌おう」って変えたらいい感じで歌えて。「あ、無理に背伸びして歌わなくてもいいんだ」っていうのが、レコーディングの時につかめた感じがありましたね。
自分の頭の中で、「ロックっぽい、セクシーな感じだったら、こうだろう!」っていう、イメージに縛られていたんですね。
鈴木 はい。それを「ちょっとやり過ぎ」って言われちゃったので、そこから修正して素直な歌い方にしていきました。
歌詞は、奥井雅美さんに書いていただいたんですね。
鈴木 そうなんですよ! 僕、以前から奥井さんの曲が大好きで聴いていたので、あこがれの方に自分のデビュー曲を書いていただけたなんて嬉しすぎます!! プレッシャーで“いっぱいいっぱい”になったりもしたんですけど、ひとつひとつの言葉や曲の世界観を大切に歌わせていただきました。
歌詞の中で、苦戦した言葉や印象的なフレーズはありますか?
鈴木 最初にこの歌詞を読んだ時の印象が「すごく深い歌詞だな」「色っぽいな」だったんですね。特に“君はただ僕を愛して楽園に飛び立った”って部分……この歌詞の中で、僕は自分の元から去ってしまった女性を追いかけているっていうイメージなんですけど、まだここまで相手に振り回されるような深い恋愛の経験がないので、妄想とか想像を膨らませつつ歌いました。
役者さんですから、イメージを膨らます作業は得意だったんじゃないですか?
鈴木 はい、妄想は得意です(笑)。この歌詞のストーリーを追いながら「この時、僕はどういう気持ちなんだろう?」「相手は僕のことをどう思っているんだろう?」って……。相手の女性は、好きにさせるだけださせておいて、手が届きそうになったら、すり抜けて飛んで行ってしまうという感じだったので、実際そういう場面になったら僕はどんな行動をとるのかなって考えたりしましたね。あと「相手がハチなら自分は何なんだろう?」とか(笑)。
この後、カップリング曲のレコーディングも控えているそうですが、どんな曲なんでしょうか?
鈴木 『Garden Of Eden』とは対照的に、すごく明るい曲です。でも、明るい中にカッコ良さもある曲なので、レコーディングがすごく楽しみです。今は曲を繰り返し聴きながら「どう歌おう?」ってイメージを膨らませている最中です。
曲は移動中に聴くことが多いの? それとも家でジックリ聴くの?
鈴木 移動中も家でも、ず~っと聴いています。お風呂に入りながら反響がいいところで歌の練習したり(笑)。まだ“自分の曲”っていうのが夢のようで、嬉しい気持ちでいっぱいなので、歌っている時はすごく楽しいです。
声優の仕事の中では、キャラソンを歌ったり、お客さんを前にイベントで歌を披露する機会もありますしね。
鈴木 すごく緊張するんですけど、やっぱり歌は好きです。ただ“歌を歌っている自分”を人にどう見せればいいか、つかめていない部分もあるので、日々勉強ですね。お仕事で共演させていただいた先輩方のライブを観に行かせていただくこともあるんですけど、皆さんパフォーマンスやトークがすごく上手で学ぶことがすごく多いんです。僕はまだまだ先輩たちの足元にも及ばないのは分かっているので、今は自分らしく伸び伸びと歌えたらいいなって思っています。
ところで、鈴木さんが声優を目指すようになったきっかけは?
鈴木 もともとお芝居に興味があったんですけど、どうやったらなれるのか分からなくて。声優を目指したのは、矢島晶子さんが吹き替えをしていた洋画を観て、衝撃を受けたのがきっかけです。『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ君と同じ方が声をやられているって信じられなくて……。それ以前から“声優”っていう職業があるのは何となく知っていましたけど、矢島晶子さんの存在で声のお芝居に興味をもつようになって、声優になる方法を調べ始めたんです。
それ以前の夢は?
鈴木 マンガ家になりたくて、通信教育とかでマンガを習って描いたりしてました。
今もマンガは描いてるの?
鈴木 今は全く描いていないです。僕、1枚絵を描くのにすごく時間がかかっちゃうんですよ。描いてるうちにこだわり過ぎて、最後の方はだんだん絵を描くのが辛くなっちゃったりするんで……。
連載はムリですね、先生(苦笑)。
鈴木 無理ですねぇ~。なので、マンガ家の夢はあきらめました。
“声優”と“アーティスト”、自分の中ではどっちを中心に活動したいとかは?
鈴木 どちらも“表現する”ってことに変わりはないと思うんです。 “お芝居があった上での活動”っていう感じで、自分としてはどちらも全力で取り組んでいきたいです。
今後は、鈴木さん自身が曲を作ったり、歌詞を書いたりもあるかも?
鈴木 やれたらいいですね。作詞は以前に1度、挑戦させていただいたんですけど、ただ自分の思ったことを書くだけじゃ成り立たない部分もあるんだなって学んだので。でも、自分の思っていることとかを形にできるのは素晴らしいことだし、それをメロディーにのせてたくさんの人に伝えていければなって思っています。もっともっと勉強して、自分の中にいろいろ伝えたい気持ちをためておいて、それをいつか形にできたらいいなって思いますね。
デビュー日には、CDショップに偵察に行こうと思います(笑)
初回特典では32ページの豪華ブックレットが付くそうですが?
鈴木 はい! 2日にわたって撮影したんですけど、1日目は公園に行って“ノビノビした素顔の鈴木裕斗”って感じで撮影していただいて、2日目はバーみたいなところで“20歳になった、ちょっぴり大人の鈴木裕斗”を撮っていただきました。
写真を撮られるのは好きですか?
鈴木 ん~、まだ苦手意識が……。でも写真を撮られるのも“慣れ”だと思うので。最近は取材などで撮影していただく機会も増えて来たので、だんだんカメラのレンズと素直に向き合えるようになったかな? レンズの向こうのファンの方々に向かって「こういう表情を見せたい!」って思うと、自然と笑顔も出来るようになってきました。と言いつつ、まだ「表情が硬い」って言われちゃうんですけどね(苦笑)。
完成したCDを手にしたら、感動もひとしおでしょうね。ところでCD発売当日は、お店に偵察に行ったりするの?
鈴木 そうですね。発売日には絶対お店に行って、自分でも何枚か買って……。
買うんだ(笑)。
鈴木 はい(笑)。それで家族とか大切な友達に配ります。「出たよ」って。
店員さんがビックリするんじゃない? 「あれ、同じ顔の人!?」って(笑)。
鈴木 あ~、それは考えてなかった! 自分が出演したドラマCDやゲームだったらジャケットがキャラクターの絵だったりするんで普通に買っていたけど、今回は自分の写真なんですよね。うわ~、ちょっと恥ずかしいですね(笑)。でも「発売された!」っていう喜びで多分買っちゃいます。
お店で鈴木くんのCDを手に取っている人を見かけたら……どうします?
鈴木 嬉しすぎて多分泣きますね。お店の柱の陰でこっそり。
挙動不審!!(爆笑)。
鈴木 嬉しくて声をかけたいけど……かけられないですね。「そのままレジに行け!」って念を送ると思います(笑)。
記念すべき1日になりそうですね。しかも1が4つ並ぶ日。絶対忘れないですね。
鈴木 あ! そうなんです。覚えてもらいやすいってだけじゃなく、実はコレには意味があるんです。僕の誕生日が5月5日で、今年の誕生日に『鈴木裕斗20キャンドル』っていうイベントをやらせていただいたんです。その時にCDデビューの発表をさせていただいて、その5月5日から6ケ月と6日後が11月11日なんですね。
とことん“ゾロ目”にこだわってますね。では最後に「Garden Of Eden」のリリースを楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。
鈴木 「CDが出るかもよ?」ってお知らせしてから長い時間お待たせしてしまいましたけど、奥井さんをはじめ大勢のスタッフさんの力をお借りして、すごくカッコイイ曲を作っていただくことができました。 “今の鈴木裕斗”がギュっと詰まった1枚を、たくさんの方に聴いていただきたいです!
Text/近藤明子
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